ぬくぐるみ工房のコンセプト
【天然素材のぬいぐるみ ぬくぐるみ工房】はオーガニックの天然素材にこだわり、ぬいぐるみを一つ一つ丁寧に作っている工房です。
安心してお子様にもお使いいただけるように、乳幼児用の食品衛生法に基づく玩具の検査及びホルムアルデヒドの検査をクリアした安心安全な素材を厳選しています。
また、ぬいぐるみ作りには、天然の素朴さを生かすことを心がけています。
生成や茶色の素材は自然の色はそのままに、目や鼻に使う刺繍糸も草木染の糸から作っていますので
とってもやさしく暖かい色あいが特徴のぬいぐるみです。
石油由来の化学染料や化学繊維を使用していませんので、地球にも人にも優しい、ぬくもりいっぱいのぬいぐるみです。
オーガニックコットン
ぬくぐるみ工房では、オーガニックコットン100%にこだわったぬいぐるみを作っています。
表に見える生地だけでなく、中に入っているわたも、目や鼻の刺繍に使う糸もすべてオーガニックコットンにこだわりました。
オーガニックコットンとは、それぞれの国のオーガニック農産物等の基準に従って2 ~ 3 年以上オーガニック農産物などの生産を経た認証機関に認められた農地で、
栽培に使われる農薬・肥料の厳格な基準を守って育てられた綿花のこと。
一般的に知られている白色の他に茶色や緑色があります。
遺伝子組み換えの種も使用してはいけないなど
生産国の基準で第三者認証機関による厳格な審査基準のもと認証を受けたコットンのみがオーガニックコットンと呼ばれます。
殺虫剤や除草剤などを使わず、有機肥料(牛糞や堆肥)を使い、 害虫の駆除は、天敵の益虫テントウムシを放す、害虫の嫌いな植物エキスを撒く、綿花の近くにトウガラシ・ニンニクなどを植える、などをしておこないます。
収穫も枯葉剤を用いず、手摘みで1個1個綿花を収穫しているのです。
その後の製造工程でも化学薬品を出来る限り使用しません。
製品になるすべての工程で、化学薬品をできるだけ使用せず作られています。
とても手間はかかりますが、その分地球環境に負荷がかからず、働いている人たちの健康も損ねない
「地球と人に優しいコットン」それがオーガニックコットンです。
ぬくぐるみ工房はNPO法人 日本オーガニックコットン協会に加盟しております。(会員番号 準会員J-16-0311)
もっと詳しくオーガニックコットンについて知りたい方はこちら
生地や付属
ぬくぐるみ工房で使用しているオーガニックコットンの生地や付属はすべて第三者認証機関の検査を受けています。
コットンの原産国は時期により異なり、アメリカ・インド・トルコ・エジプト・ペルー・ウガンダなど世界各地に及びます。
特に、生地や付属は直接肌に触れる部分ですので、肌触りにもこだわり厳選しています。
ぎゅっと抱いてもとても気持ちが良いぬいぐるみ、作っている間もふんわり優しい気持ちになります。
大事な赤ちゃんや大切な方を思いながら一針一針ゆっくり作ってみてくださいね。

糸について
ぬくぐるみ工房の糸はすべて大正紡績製の糸を使用し、製造しています。安心してお使いくださいませ。■オーガニックコットンの縫い糸
オーガニックコットン100%の60番手の糸です。
ミシン糸としても手縫い糸としても使用できます。
それぞれ使いやすいように、ミシン縫いには木製ボビン、手縫いには紙のカード巻きにそれぞれ巻いています。
手縫い糸として使用する場合は、ポリエステル糸に比べると糸が弱いので、2本取りにしてご使用ください。
手縫い糸・ミシン糸ともに100m巻きです。
■オーガニックコットン草木染の手刺繍糸
オーガニックコットン100%糸を手刺繍用に撚糸したオリジナルの手刺繍糸です。刺繍用に、ふんわりと甘撚りの糸を6本引きそろえました。
通常販売されている刺繍糸は光沢がありますが、当工房の刺繍糸は光沢はありません。
糸に光沢を出すためには強力な苛性ソーダを使用し、シルケット加工を施していますが当工房ではこの加工はおこなっておりません。
また化学染料を使用せず、自然そのままの綿の色、又は草木染で色を出しておりますので鮮やかな色ではありませんが、自然の優しく暖かな色合いをお楽しみいただければ幸いです。
■オーガニックコットン草木染刺繍糸の刺繍サービス
※ロウ引き用蜜蝋ワックスについて
糸を撚糸する際、また糸を巻く際に糸をロウ引きするのですが、その際に使用するロウは、国産の食べられる蜜蝋を一度溶かして作っています。
通常のロウ引き用のワックスは石油が混ざってしまっているので、
使っていて安心な国産の蜜蝋でロウ引きしています。
オーガニックコットンのわたについて
ぬくぐるみ工房ではわたもオーガニックコットン100%です。
原産地はインドで、その原綿からわたへの加工は日本でおこないます。GOTS基準認証済みのオーガニックコットンわたです。
原綿で仕入れてきたわたを、創業100年老舗のふとんやさんで加工から仕上げまでを行います。
原綿を混打し、丁寧にごみを取り除かれ、たたまれていきます。
葉や茎の破片が付着していますがこれも手摘みで収穫されたオーガニックコットンならではの特徴です。
へたりやすい、乾きにくいと思われているコットンですが、手入れを丁寧にしていただければいつまでも気持ちよく使用できます。
水分を吸ったぬいぐるみがどんな具合に元の形に戻っていくかは 【ぬくぐるみの洗濯実験と堅牢度のページ】をどうぞご覧ください。
バナナペーパーの糸巻きカード
■バナナペーパーについて
PHOTO: One Planet Café
黄ボール紙について
貼箱やカルトナージュ、本の表紙などの芯材として使用されている厚くて硬い紙。古紙パルプを使用した再生資源素材。
最近では、資源再生の観点から、化成品や木材に変わる保護材にも使われています。芯材として作られているのでロットにより色目にばらつきがあります。
予めご理解の上お買い求めください。
木製糸巻きボビンについて
1個1個の高さにカットし、中心に穴をあけたあと木工旋盤機でボビンの形を作っていきます。
高速回転でボビンを回し、そこに刃物をあてて削っていきます。
工場は細かい木の粉が大量に舞い上がっていて、マスクをしないと粉を吸ってしまうそう。
長年の勘でその力具合を微調整してくれているのですが、型もないのに、すべて同じ大きさに仕上がります。
その後、やすりで表面を滑らかにしたあとに糸の滑りをよくするためのロウ引き仕上げをします。
通常はここで普通のロウを使用しますがロウには石油が混ざっているので、
ぬくぐるみ工房のボビンは口に入れても安全な国内の蜜蝋を取り寄せ、それを使用して仕上げてもらっています。
工場で仕上げるとき、ハチミツの香りがほんのりするそうですよ。
仕上がったボビンは1個1個木目の出具合が違います。これも天然の素材ならではの特徴です。
最後はぬくぐるみ工房で、一つ一つクマゴロウ焼き印をつけて完成です。
底面は挽物ならではの爪の跡が残っています。
ギフト用ラッピング
ぬいぐるみ完成品をご購入のお客様へのギフトボックス入れサービスです。
白のギフトボックスにオーガニックコットンのおリボンをシールでお付けいたします。
リボンの色はピンクかブルーがお選びいただけます。
ベビーギフトやプレゼントにご利用くださいませ。
ご購入はこちらから
パターンと形状について
ぬくぐるみ工房を立ち上げるまではメーカーでパタンナーとして、パターンメイキング・縫製・生産までおこなってきました。
特にパターンと形状にはこだわりをもち
なるべくパターンのパーツ数を少なく、それでいて立体感のある形状を出す工夫をしています。
また、初めてぬいぐるみを作る方やお時間のない方に向けて、
型紙のカット、生地の裁断のサービスを有料にて承ります。
型紙のカットサービスはこちら、布地裁断サービスはこちらからお申し込みください。
製品のパターンのカスタマイズも承ります。 パターンの大きさ調整から、完成品のオーダーまでご相談がございましたらお問い合わせフォームよりお問い合わせください。
こだわりのぬいぐるみ
・もしかしたら、赤ちゃんの一番最初のお友達になるかもしれないぬいぐるみ。
・抱いているだけでほんわか優しい気持ちになるぬいぐるみ。
・大人になっても大切にしたいたくさんの思い出がつまったぬいぐるみ。
そんなぬくもりいっぱいのぬいぐるみを作りたくて、ぬくぐるみ工房を始めました。
今はぬいぐるみの種類は少ないですが、少しずつ増やしていきたいと思います。
皆様が穏やかな時間を過ごすためのお手伝いが少しでもできるような製品が作れたらとても幸せです。
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