ぬくぐるみ工房のこだわり

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ぬくぐるみ工房 5つのこだわり

1.オーガニックの天然素材100%にこだわっています。有機栽培なので人にも地球にもとても優しいぬいぐるみです。

2.食品衛生法に基づく玩具の検査・ホルムアルデヒドの品質検査をクリアしている安心安全なぬいぐるみです。

3.天然の素朴さを大切にしています。化学染料を使用していないので優しく暖かな色合いが特徴です。

4.ふわふわの優しい触り心地、優しい笑顔のぬいぐるみ、ぬくもりいっぱいの製品を作っています。

5.地球環境に負荷の少ない製品作りを心がけています。将来のために今出来ることを考え物作りをしています。

コンセプト写真 糸イメージ baby

オーガニックコットン100%のぬいぐるみ

ぬくぐるみ工房では、オーガニックコットン100%にこだわったぬいぐるみを作っています。

表に見える生地だけでなく、中に入っているわたも、目や鼻の刺繍に使う糸もすべてオーガニックコットンにこだわりました。

オーガニックコットンとは、それぞれの国のオーガニック農産物等の基準に従って2 ~ 3 年以上オーガニック農産物などの生産を経た認証機関に認められた農地で、 栽培に使われる農薬・肥料の厳格な基準を守って育てられた綿花のこと。

一般的に知られている白色の他に茶色や緑色があります。

遺伝子組み換えの種も使用してはいけないなど
生産国の基準で第三者認証機関による厳格な審査基準のもと認証を受けたコットンのみがオーガニックコットンと呼ばれます。

殺虫剤や除草剤などを使わず、有機肥料(牛糞や堆肥)を使い、 害虫の駆除は、天敵の益虫テントウムシを放す、害虫の嫌いな植物エキスを撒く、綿花の近くにトウガラシ・ニンニクなどを植える、などをしておこないます。

収穫も枯葉剤を用いず、手摘みで1個1個綿花を収穫しているのです。

その後の製造工程でも化学薬品を出来る限り使用しません。

製品になるすべての工程で、化学薬品をできるだけ使用せず作られています。
とても手間はかかりますが、その分地球環境に負荷がかからず、働いている人たちの健康も損ねない
「地球と人に優しいコットン」それがオーガニックコットンです。

ぬくぐるみ工房はNPO法人 日本オーガニックコットン協会に加盟しております。(会員番号 準会員J-16-0311)

オーガニックコットンオーガニック畑

もっと詳しくオーガニックコットンについて知りたい方はこちら

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■生地や付属について

ぬくぐるみ工房で使用しているオーガニックコットンの生地や付属は第三者認証機関の検査を受けています。

コットンの原産国は時期により異なり、アメリカ・インド・トルコ・エジプト・ペルー・ウガンダなど世界各地に及びます。

特に、生地や付属は直接肌に触れる部分ですので、肌触りにもこだわり厳選しています。

ぎゅっと抱いてもとても気持ちが良いぬいぐるみ、作っている間もふんわり優しい気持ちになります。

■糸について

 ぬくぐるみ工房の糸はすべて大正紡績製の糸を使用し、製造しています。安心してお使いくださいませ。

オーガニックコットンの縫い糸

M1602-003M1602-002

ぬいぐるみを縫製する際に使用しているオーガニックコットン100%の60番手の糸。

ミシン糸・手縫い糸ともに販売もしております。

それぞれ使いやすいように、ミシン縫いには木製ボビン、手縫いには紙のカード巻きにそれぞれ巻いています。
手縫い糸として使用する場合は、ポリエステル糸に比べると糸が弱いので、2本取りにしてご使用ください。
オーガニックコットン手縫い糸はこちら
オーガニックコットンミシン糸はこちら

オーガニックコットン草木染の手刺繍糸

M1602-001 オーガニックコットン100%糸を手刺繍用に撚糸した工房オリジナルの手刺繍糸です。
オーガニックコットン100%の優しいぬいぐるみを作りたいと思い、目や鼻に使用する刺繍糸を方々探したのですが見つからず、それならば作るしかない、と開発した刺繍糸。
原綿そのままの単糸や綿の状態で草木染めされたトップ染めの単糸を使用し、工房で撚糸機でふんわりと甘撚りに撚糸した糸です。

刺繍糸は販売もしております。通常販売されている刺繍糸は光沢がありますが、当工房の刺繍糸は光沢はありません。
糸に光沢を出すためには強力な苛性ソーダを使用し、シルケット加工を施していますが当工房ではこの加工はおこなっておりません。
また化学染料を使用せず、自然そのままの綿の色、又は草木染で色を出しておりますので鮮やかな色ではありませんが、自然の優しく暖かな色合いをお楽しみいただければ幸いです。
オーガニックコットン草木染め刺繍糸はこちら

ぬいぐるみの足裏への名入れ刺繍サービス

 

刺繍例 オーガニックコットン100%の糸を機械刺繍用に撚糸し、名入れ刺繍用の糸を作りました。ぬいぐるみの足の裏にご希望の刺繍をお入れいたします。
手刺繍糸と同じく光沢感はございませんが自然のあたたかな色合いをお楽しみください。
ぬいぐるみまたはぬいぐるみ手作りキットをお買い求めいただいた方へのサービスとなります。
名入れ刺繍はこちら

※ロウ引き用蜜蝋ワックスについて

ロウ引き蜜蝋 糸を撚糸する際、また糸を巻く際に糸をロウ引きするのですが、その際に使用するロウは、国産の食べられる蜜蝋を一度溶かして作っています。
通常のロウ引き用のワックスは石油が混ざってしまっているので、
使っていて安心な国産の蜜蝋でロウ引きしています。

■オーガニックコットンのわたについて

オーガニックコットンアップ ぬくぐるみ工房ではわたもオーガニックコットン100%です。
原産地はインドで、その原綿からわたへの加工は日本でおこないます。GOTS基準認証済みのオーガニックコットンわたです。
原綿で仕入れてきたわたを、創業100年老舗のふとんやさんで加工から仕上げまでを行います。
原綿を混打し、丁寧にごみを取り除かれ、たたまれていきます。葉や茎の破片が付着していますがこれも手摘みで収穫されたオーガニックコットンならではの特徴です。

わた工場1 わた工場2 わた工場たたみ

 

コットンわたの特徴は優れた回復力。
お天気の良い日に日干しをしていただければ、吸い取った水分や湿気が蒸発しふっくらと元の形に戻ります。
へたりやすい、乾きにくいと思われているコットンですが、手入れを丁寧にしていただければいつまでも気持ちよく使用できます。
水分を吸ったぬいぐるみがどんな具合に元の形に戻っていくかは 【ぬくぐるみの洗濯実験ページ】をどうぞご覧ください。
わた単体での販売もしております。
オーガニックコットンわたはこちら

第三者検査機関による品質検査について

■ぬくぐるみの品質検査 堅牢度について

ぬくぐるみ工房のオーガニックコットン100%のぬいぐるみは、第三者繊維検査機関での堅牢度検査及びホルムアルデヒド検査を受けております。

生地も綿も使っている糸もすべて検査するので、切り刻まれて大変なことになりますが
糸部分までしっかりと調べてもらうので安心です。

検査後 顔 検査後背中 検査後手足

繊維製品の検査は生地だけでなく、使用されている糸などの付属も調べます。

オーガニックコットンくまのぬいぐるみの堅牢度の結果

・洗濯4-5級、汗すべて4-5級、摩擦乾湿ともに4-5級、ドライ4-5級で問題ありません。
ただし、パイル地の耐光のみが3級未満(合格ラインは3級以上)という結果でした。

・ホルムアルデヒドも0.05以下、問題ありませんでした。

やはり自然そのままのオーガニックコットンなので耐光の数字があまりよくありません。

耐光というのは、光(蛍光灯や日光)に長時間あたった時に色の変化があるかどうかという検査です。

試験片を返却してもらったので見てみると、やはり少し色が変わっています。

試験片

自然のままのオーガニックコットンは化学薬品を使用していないのでどうしても色の経年変化は避けられません。

ぬくぐるみを飾る際は日差しが一方向からあたる場所や蛍光灯が一か所に集中する場所などに置いておくと、
部分的に色落ちする場合がありますのでご注意ください。

オーガニックコットン草木染めツキノワグマぬいぐるみの堅牢度の結果

・耐光3-4級、洗濯変化2-3級・汚染4-5級、汗酸3-4級 アルカリ3級、摩擦乾4-5湿2-3級、ドライ4級
 天然染料で染められているツキノワグマ。生成の無染色のぬいぐるみに比べ、堅牢度は低いです。
 洗濯の変化が2-3級と低いというのは、洗濯後に色変わりするということです。
汚染が4-5級というのは一緒に洗濯したものに色移りするかの実験でこれは問題がないことがわかります。
また酸やアルカリに弱いので、洗う際は必ず中性洗剤をご使用ください。

・ホルムアルデヒドも0.05以下で問題ありません。

オーガニックコットンうさぎのぬいぐるみの堅牢度の結果

・耐光3級を除いては4-5級以上で問題無し
くまのぬいぐるみと同様、ぬいぐるみを飾る際は日差しが一方向からあたる場所や蛍光灯が一か所に集中する場所などに置いておくと、
部分的に色落ちする場合がありますのでご注意くださいね。

・ホルムアルデヒドも0.05以下で問題ありません。

■ぬくぐるみの品質検査 食品衛生法に基づく検査について

ぬくぐるみ工房のオーガニックコットン100%のぬいぐるみは、第三者繊維検査機関での食品衛生法に基づく検査を受けております。

この検査は一定時間口に入れた場合に着色料が溶出するかどうか、溶出する場合には食品・添加物などの規格基準が守られた着色料かどうかを調べる検査です。

ぬくぐるみ工房のぬいぐるみは、着色料が溶出しないという結果をもらった素材のぬいぐるみのみ製造販売しています。

ぬいぐるみは赤ちゃんが口に入れてしまう可能性があるので、念のためこちらの検査もおこなっています。

なお、小さなお子様が口に入れた場合に備えた検査ではありますが、
長時間口に含んだり、強く噛んで引っ張ったりすることは破壊の原因となり大変危険です。
また、綿は難消化性の素材で食べる物ではありません。一部であっても、決して食べることの無いようにご注意ください。
小さなお子様が遊ぶ際は、必ず大人の監視の元、危険な行為の無いよう注意して遊ばせてください。

※ぬいぐるみ以外の製品は食品衛生法の検査はしておりません。

天然の素朴さを大切に

ぬくぐるみ工房の製品は石油由来の化学繊維や化学染料を一切使わずに、天然素材・天然染料のみを使用してお作りしています。
お色のついたぬいぐるみはすべて天然の草木染めやベンガラ染めで表現しています。

■草木染めについて

ぬくぐるみ工房の草木染めのぬいぐるみは、京都の職人さんに生地や刺繍糸の状態で丁寧に染めていただいております。
天然の色はどれも優しい色合い。化学染料のような鮮やかな色ではなく、素朴な優しい色合いが特徴のあたたかなぬいぐるみに仕上がります。

■ベンガラ染めについて

ぬくぐるみ工房のベンガラ染めのぬいぐるみは、土から取れる成分ベンガラ(酸化鉄)の染料を使用し工房で丁寧に染めてお作りしています。自然の優しい色合いが特徴のぬいぐるみです。トラなどの模様はベンガラの型染めという手法で表現しています。
実際に工房でどんなふうに染めているかはこちら

ぬくもりいっぱいのぬくぐるみ

■ぬいぐるみの仕様について

くま特大 顔アップぬくぐるみ工房のぬいぐるみたちは、みんなニコニコ笑顔です。
手にした方に笑顔になっていただけますように、と願いをこめて、ひとつひとつ丁寧に手刺繍をして仕上げています。
目や鼻にはプラスチックパーツを使っておらず、直刺繍をしていますので、何でもお口に入れてしまう小さなお子様にも安心してお使いいただけます。

■パターンや形状について

ぬくぐるみ工房を立ち上げるまではメーカーでパタンナーとして、衣装や付属の小物、着ぐるみやぬいぐるみなど多岐にわたるアイテムのパターンメイキング・縫製・生産までおこなってきました。

そのため今行っているぬいぐるみ制作の際にも特にパターンと形状にはこだわりをもち
なるべくパターンのパーツ数を少なく、それでいて立体感のある形状を出す工夫をしています。 ぬいぐるみを抱っこした時に、ほっと癒されていただけるような形状はどんなだろう、前からだけでなく横から見ても底面からみても可愛い形状は、などなど日々真剣に考えて開発をしています。

オーガニックコットンはぬいぐるみを作っている時もとても気持ちが良いのが特徴です。そのため製品だけでなく、ぬいぐるみの手作りキットも一部販売しています。初めてぬいぐるみを作る方やお時間のない方に向けては、
型紙のカット、生地の裁断のサービスなども有料にて承っております。
ぬいぐるみ手作りキットはこちら
型紙のカットサービスはこちら
布地裁断サービスはこちら

地球環境に負荷の少ない物づくり

■バナナペーパーの糸巻きカード

 

バナナペーパーカード巻き バナナペーパーアップ (2) ぬくぐるみ工房の手縫い糸巻きカードは、表面に「バナナペーパー」、裏面に黄ボール紙を使用して作っています。模様はインクを使わずに、刻印で型押し仕上げをしています。
バナナペーパーを使用している製品
■オーガニックコットン手縫い糸100m巻
■オーガニックコットン草木染の刺繍糸
■草木染刺繍糸の糸見本帳

バナナペーパーについて

バナナペーパー作りの女性 アフリカザンビアで獲れたオーガニックバナナの茎繊維と和紙の技術で作られたワンプラネットペーパー®のバナナペーパー。質の高いフェアトレードとエシカルな紙です。
世界の森林や野生動物の減少など環境問題と、途上国の貧困問題や女性の自立支援といった社会課題の両方を解決したいという想いから生まれました。
通常捨てられる茎の繊維に、日本の和紙工場で古紙を加えて、強くて丈夫な質の高い紙が作られます。
紙の売上げの一部は村に還元され持続可能な発展のためのプロジェクトを支えています。
また、野生動物の保護にも役立てられてます。
ぬくぐるみ工房では、バナナ繊維とFSCミックスパルプで作られた「バナナペーパーFSC」を使用しています。紙の表面を見ると、バナナの茎がはっきりと見えます。
もっと詳しくバナナペーパーについて知りたい方はこちら

バナナを持つ青年 バナナを加工する女性 アフリカゾウ

PHOTO: One Planet Café

黄ボール紙について

貼箱やカルトナージュ、本の表紙などの芯材として使用されている厚くて硬い紙。古紙パルプを使用した再生資源素材。

最近では、資源再生の観点から、化成品や木材に変わる保護材にも使われています。芯材として作られているのでロットにより色目にばらつきがあります。
予めご理解の上お買い求めください。

■木製糸巻きボビンについて

ボビンとくま ぬくぐるみ工房のミシン縫い用の糸巻きボビンは、プラスチックではなく昔ながらの木製です。原料はヨーロッパ産のビーチ材。
東京・八王子のこの道42年木工職人渡辺さんの木工所で、挽物加工によりひとつひとつ丁寧に作られています。

ボビン挽物前挽物 木の粉

1個1個の高さにカットし、中心に穴をあけたあと木工旋盤機でボビンの形を作っていきます。
高速回転でボビンを回し、そこに刃物をあてて削っていきます。

工場は細かい木の粉が大量に舞い上がっていて、マスクをしないと粉を吸ってしまうそう。

長年の勘でその力具合を微調整してくれているのですが、型もないのに、すべて同じ大きさに仕上がります。

挽物やすりボビン仕上げ ボビン過程

その後、やすりで表面を滑らかにしたあとに糸の滑りをよくするためのロウ引き仕上げをします。

 

通常はここで普通のロウを使用しますがロウには石油が混ざっているので、 ぬくぐるみ工房のボビンは口に入れても安全な国内の蜜蝋を取り寄せ、それを使用して仕上げてもらっています。
工場で仕上げるとき、ハチミツの香りがほんのりするそうですよ。

仕上がったボビンは1個1個木目の出具合が違います。これも天然の素材ならではの特徴です。

挽物ボビン並び挽物底面最後はぬくぐるみ工房で、一つ一つクマゴロウ焼き印をつけて完成です。
底面は挽物ならではの爪の跡が残っています。

■ギフト用ラッピング

O1603-001ピンクリボンブルーリボン

ぬいぐるみ完成品をご購入のお客様へはギフトボックス入れのサービスをおこなっています。

白のギフトボックスは環境に優しい古紙を使用した段ボール素材。オーガニックコットンのおリボンをオリジナルのシールでお付けいたします。
リボンの色はピンクかブルーがお選びいただけます。
ベビーギフトやプレゼントに是非ご利用くださいませ。

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こだわりのぬいぐるみ

・もしかしたら、赤ちゃんの一番最初のお友達になるかもしれないぬいぐるみ。

・抱いているだけでほんわか優しい気持ちになるぬいぐるみ。

・大人になっても大切にしたいたくさんの思い出がつまったぬいぐるみ。

そんなぬくもりいっぱいのぬいぐるみを作りたくて、ぬくぐるみ工房を始めました。

皆様が笑顔で穏やかな時間を過ごすためのお手伝いが少しでもできるような製品が作れたらとても幸せです。

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